2017年9月7日木曜日

葛藤。


我が家のある集落は限界集落。

ほとんど、70歳以上、結構80代多い。

60代なら若い人と言われる。


そんな状況なので、みなさん草刈がだんだんできなくなってきた。

年寄りの中で除草剤が流行っている。

と、感じる。

田んぼの畔なんかも今年はほとんどの方が除草剤撒いてる。
移住してきたころに比べ、徐々に草刈が減り、除草剤播きが増えている。


たまーに集落の仕事を頼まれる。

道路整備だ。

それはなんと、「除草剤撒き」
噴霧器で道端の草に掛けて回る。
それを手伝ってと言われる。


悩む。

が、今のところ引き受けている。


僕自身は除草剤を使うことをなんか気持ち悪く感じている。

除草剤を不自然だと思っている。

自分の家の周り、自分の圃場、付近の農道は草を刈っている。


ここは昔からたぶん草を刈って道をきれいにしていたんだろう。

そういう文化で、それが当たり前。

だから道端に草が繁っていてはならない。


それが当たり前。

だから草刈がしんどくなってきたら、除草剤を頼る。


そんな心理なんだと思う。


僕が除草剤を撒くというのは結構精神的にキツイ。

でも、僕が断っても誰かがやるんだと思う。

それもそれでキツイ。

ここで暮らさせてもらえるのはここに住み続けてきた皆さんとその祖先のおかげで、その方々の文化、考え方、また、現況、体力が落ちてきているという事実を尊重したい。


今のところその気持ちを優先している。


道をきれいにしておこうという考えには尊敬しているし。
そこはやさしく素敵だ。


そのうちに、今整備している路線をすべて草刈できる時間と体力を作って草刈りで引き受けたい。こっそり、ひっそり、除草剤撲滅運動。

自分の暮らす集落のこと。

みんなハッピーになる選択。

は、何か考え行動したい。



最近、地域おこし協力隊が上小沢に越してきた。
30代が2名、集落の住民になりました。

なんとなくうれしい。


どうでもいいことですが、

今年はこの集落では年寄りが何人か亡くなっています。
と、先の件もあったので、

高齢化率は多少下がった。

人口は減っています。


そんな村です。

いいとこですよ。


家直ししてます。↓
https://yaemusa.blogspot.jp/2017/09/blog-post.html